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与える習慣を持とう

与える習慣を持とう

「因果応報」という言葉を一度は聞いたことがあるでしょう。

「因果応報」とは、良い行いをすれば良い報いがあり、悪い行いをすれば悪い報いがあるという、元々は仏教の言葉です。

仏教では行動の善悪を考える際に利用されることが多かったそうです。

「因」とは「因縁=原因」のことであり,「果」は「果報=原因」によって生じた「結果」のことをさしています。

宗教的な概念はさておき、人間心理を考えると「因果応報」は、あらゆる動植物に対して良いエネルギーを与えることが、良いエネルギーを返してもらえるイメージがつくと思います。

つまり、

何か自分で良いと思う行為をしたことは、その瞬間から、自分自身の心理状況は晴れやかにする

ということです。

すると心が晴れやかになれば、今まで見ていた世界が違って見えます。

世界はいつも同じように存在しているのに、自分の考え方や捉え方が変わっただけで違った世界へと誘われます。

これは原理原則であり、宇宙の法則と言えるでしょう。

「因果応報」にまつわる捉え方は、EQ(Emotional Intelligence Quotient)の問題と言えます。

人はみな、これまで生きてきた経験や、そこから得た知識によって、成り立っています。

そのため、今すぐ何か行動を起こしたからといって、大きな変化がすぐに得られるというものではありません。

どんなことでも、コツコツ変化していくことが重要で、それらが積み重なって、初めて「あり方」に変化が起きます。

良いことをすれば、自分が良い方向に向いていくのは事実でも、大きく方向性を変えたいのであれば、コツコツやっていくしかありません。

自分以外のもの全てに対して、自分の愛情を与え続けることが大切です。

その愛情の形はなんでも良いでしょう。

できれば相対するものが喜ぶ形が最適でしょう。

自分が良しとしても、相手は良しと思っていないケースは多々あるので、一方的な押し付けともなりかねません。

とはいえ、第一歩は「相手を思いやること」で「愛」が伝わることを実感することです。

この循環を世界中でできれば世界に平和が訪れるのですが、なかなか簡単にはいかないようですね。

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