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「できる」か「できない」かを論点にしてはいけない

「できる」か「できない」かを論点にしてはいけない

人が何かを始めようとした時、組織が何かを始めようとした時、話し合いをする人数が何人であれ、取り組むか否かを議論することになります。

それが一人であれば、自分自身で検討することになりますが、そんな議論をする時に考えてはならないことがあります。

それは

今「できる」か「できない」かを議論の中に含めること

です。

家族がいるからできない。

お金がないからできない。

時間がないからできない。

彼女に怒られるからできない。

奥さん、旦那に怒られるからできない。

このような理由が世の中には飛び交っています。

全てが正当な理由なので、人がとやかく言えることではないかもしれません。

しかし「〇〇だからできない」という理由は、自ら扉を閉ざし、面倒なことはやりたくない、やるための努力をしたくないと言っているのと変わりありません。

同じ状況であっても、家族がいるからやり、お金がないからやる、という選択をしている人間の存在を知ってください。

現在生きている状況が、自分にとって最高の幸せであり、そんな状況が常に続いていけばいい・・・と願うような状況にある人はほとんどいません。

つまりは、

大半の人が現在の状況を何らかの形で打開したいと願っている

ということです。

何らかの不満がある状況を打開するために「できること」の範囲内で考えていて解決するわけがありません。

「できること」で解決できていないから現状があります。

「できないこと」を「できること」に変えていく努力が必要不可欠です。

人間は「できない」と思った瞬間に、世間からの声が一切遮断されてしまいます。

反対に「できる」と思った瞬間、今まで見えていた景色や世界が大きく変化します。

チャレンジをすれば必ずそれだけの失敗をします。

しかし、人間は失敗をした後悔はすぐに癒えても、やらなかった後悔は一生引きずってしまいます。

歳を重ねた時に「やらなかった後悔」が積もり積もった人生はどうやら幸せではなさそうです。

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