2017年12月25日
世の中にいる経営者の大半が事業を営んでいる理由とは何でしょうか。
細かい理由はさておき
のが実情でしょう。
会社員時代への拘束時間に対する不満や、会社員時代よりも稼ぎたいと思ったことなど理由は様々です。
しかし、忘れてはならない事実があります。
それは
です。
つまり、かなりの高確率で事業が立ち行かなくなっています。
なぜここまでの高確率で事業が立ち行かなくなってしまうのでしょうか。
それは
です。
事業を恋愛と置き換えて考えてみれば分かりやすいかもしれません。
恋愛では自分をアピールすることも重要なことかもしれません。
しかし、いくらアピールをした所で結局は相手が振り向いてくれないことには全てが無意味です。
では、その意中の相手を振り向かせるにはどうすればいいでしょうか。
まずは、相手が何を求めているのか、どんなことに興味を持っているのか、そしてそれらを提供するために自分がどうすればいいのか考えるでしょう。
これはまさに事業と同じです。
仮に「自分がやりたいこと」で事業を始めた人は、恋愛で言えば意中の相手に無暗やたらに自分の主張を押し付けていることと同義です。
これでは当たることもあれば外れることもあるというギャンブル性が伴います。
その結果が3~5年で90%以上の会社がなくなってしまうことを考えれば、かなり確率の低いギャンブルに手を出していることが理解できるでしょう。
会社にとって恋愛で言うところの意中の相手とは「顧客」であり「社会」です。
つまり、
ということです。
その欲とは
といったもので、それらの欲を満たしたり、解消することが重要です。
その欲こそが「ニーズ」であり、その「ニーズ」を提供できればその企業は選ばれます。
そう考えれば企業の在り方は「自分にできること」から始めるのではなく「他人が求めること」を起点に始めることが重要です。
結果が示す通り、
事は事実です。
決して否定をするわけではありませんが、好きなことを仕事にして、うまく事業展開できる人はほぼ皆無です。
もしできている人がいるとすれば、それは奇跡的なことです。
大半の生きながらえる起業家は、社会や周囲の人のニーズを探し出し、そのニーズに沿った事業展開ができる人間です。
これから起業をしようと考えている人は、できるだけ「自分本位」の考えは捨てて「他人本位」で事業を行うことをおススメ致します。
他人本位のビジネスは、確率論で行いやすく、安定的に稼ぎやすくなり、時間もお金も手に入れる傾向にあります。
最終的には、どんな環境にいる人であっても最終的にうまく行っている人は「他人本意」な傾向が強いのは間違いないでしょう。
「自分本位」でもそれを「ニーズ」へとかえられる人間はまさに「カリスマ」と呼ばれる人たちで、カリスマがカリスマであるのは希少であること・・・を考えれば成功する確率が低いのは当然の事実なのかもしれません。
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