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【人付き合いが苦手だった私が学んだ『聞き上手』になる秘訣】

サラリーマン

人見知りだった私が気づいた「聞き上手」の本当の意味

昔の私は典型的な「話下手」でした

実は私、人付き合いがとても苦手でした。特に初対面の人との会話が大の苦手で、何を話していいかわからず、いつも相手を困らせてしまっていました。コミュ障ですね。

人見知り克服 について書かれた本を何冊も読みましたが、「積極的に話しかけよう」「面白い話題を用意しよう」といったアドバイスは、私にはハードルが高すぎました。

そんな私が40代になって気づいた、聞き上手になる方法 についてお話しします。

転機を与えてくれた方との出会い

5年ほど前、出会った方と話していると、なぜか自分のことをペラペラと話してしまうんです。気づくと1時間も話していて、「あれ?俺、こんなに話す人だったっけ?」と驚きました。

この方の コミュニケーションスキル を観察してみると、実はそんなに多くを語らないんです。でも、私が話したくなるような雰囲気を作るのがとても上手でした。

「聞く」ことの奥深さを知った瞬間

ある日、「どうして私、あなたといると話しやすいんでしょうね?」と聞いてみました。するとその方はこう答えました。

「大竹さんの話、面白いんですよ。でも多分、私が『へー!』『それで?』『大変でしたね』って、心から思ったことを口に出してるからかもしれません」

その時ハッとしました。傾聴スキル って、テクニックじゃなくて、相手への本当の関心なんだって。

私なりの「聞き上手」練習法

それから私は自分なりに 聞き上手になるコツ を練習してきました:

1. 相手の話に本当に興味を持つ

これが一番大事でした。「話を聞かなきゃ」じゃなくて、「この人のことをもっと知りたい」と思うこと。そう思えば、自然と質問も浮かんできます。

2. スマホを手の届かないところに置く

会話中にスマホが見えるだけで、集中力が削がれることに気づきました。アクティブリスニング の第一歩は、物理的な環境づくりからでした。

3. 相手の感情に注目する

「何があったか」より「どう感じたか」に注目するようになりました。「大変でしたね」より「悔しかったでしょうね」の方が、相手は話しやすそうでした。

4. 自分の体験談は控えめに

以前の私は、相手が話すとすぐに「僕も似たような経験が…」と自分の話にしてしまっていました。今は相手の話を最後まで聞いてから、「私も経験があるので気持ちがわかります」程度にとどめています。

聞き上手になって変わったこと

聞き上手の効果 は想像以上でした。

まず、いろいろなところでの 人間関係改善 が顕著でした。仲間たちが相談事を持ってくるようになり、「大竹さんは信頼されているね」と言われるようになりました。

プライベートでも変化がありました。妻との会話の時間が増え、「最近、私の話をちゃんと聞いてくれるようになったね」と言われました。実は以前は、妻が話している時に心の中で返事を考えていたんです。今は妻の気持ちに集中するようにしています。

聞き上手の「副作用」

ただし、聞き上手になると困ることもあります。人の相談を受けることが多くなって、時には重い話も聞くことになります。

そんな時は無理をせず、「私には専門的なアドバイスはできませんが、話を聞くことはできます」と正直に伝えるようにしています。コミュニケーション能力向上 といっても、万能になる必要はないんです。

今も続く「聞く」練習

46歳になった今でも、聞き上手の練習は続いています。特に最近気をつけているのは、オンラインでの会話です。画面越しだと相手の表情が読みにくく、以前のような聞き方では通用しないことがあります。

でも、根本は同じです。相手への関心と、「この人の話をもっと聞きたい」という気持ち。これがあれば、どんな状況でも 効果的なコミュニケーション ができると思っています。

聞き上手は一日にしてならず

聞き上手になる のは簡単ではありませんが、特別な才能も必要ありません。必要なのは、相手への本当の関心だけです。

人見知りだった私でもできたんです。あなたにもきっとできます。今度誰かと会話する時、ぜひ「この人のことをもっと知りたい」という気持ちで話を聞いてみてください。

きっと新しい発見があるはずです。



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