2018年4月14日
人が何かを始めようとした時、組織が何かを始めようとした時、話し合いをする人数が何人であれ、取り組むか否かを議論することになります。
それが一人であれば、自分自身で検討することになりますが、そんな議論をする時に考えてはならないことがあります。
それは
です。
家族がいるからできない。
お金がないからできない。
時間がないからできない。
彼女に怒られるからできない。
奥さん、旦那に怒られるからできない。
このような理由が世の中には飛び交っています。
全てが正当な理由なので、人がとやかく言えることではないかもしれません。
しかし「〇〇だからできない」という理由は、自ら扉を閉ざし、面倒なことはやりたくない、やるための努力をしたくないと言っているのと変わりありません。
同じ状況であっても、家族がいるからやり、お金がないからやる、という選択をしている人間の存在を知ってください。
現在生きている状況が、自分にとって最高の幸せであり、そんな状況が常に続いていけばいい・・・と願うような状況にある人はほとんどいません。
つまりは、
ということです。
何らかの不満がある状況を打開するために「できること」の範囲内で考えていて解決するわけがありません。
「できること」で解決できていないから現状があります。
「できないこと」を「できること」に変えていく努力が必要不可欠です。
人間は「できない」と思った瞬間に、世間からの声が一切遮断されてしまいます。
反対に「できる」と思った瞬間、今まで見えていた景色や世界が大きく変化します。
チャレンジをすれば必ずそれだけの失敗をします。
しかし、人間は失敗をした後悔はすぐに癒えても、やらなかった後悔は一生引きずってしまいます。
歳を重ねた時に「やらなかった後悔」が積もり積もった人生はどうやら幸せではなさそうです。