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2025年7月7日
恥ずかしながら、30歳を過ぎても私は典型的な ネガティブ思考 の人間でした。
朝起きて、口を開けば愚痴や不満ばかりでした。
ポジティブ思考になりたい と思いながらも、どうすればいいかわからない状態が続いていました。
そんな時、書店で偶然見つけたのが「感謝日記」についての本でした。感謝日記の効果 について書かれていて、「騙されたと思って始めてみよう」という軽い気持ちでスタートしました。
ルールは簡単です。毎日寝る前に、その日あった「感謝できること」を3つ書くだけ。どんな小さなことでもいいとのことでした。
正直に言うと、最初の1ヶ月は本当に苦労しました。
「今日感謝できることって何だろう…?」と考えても、なかなか思い浮かばないんです。無理やり絞り出すように「今日も無事に帰れた」「コンビニの店員さんが親切だった」「昼食が美味しかった」なんて書いていました。
「こんなことに意味があるのかな?」と半信半疑でしたが、娘の言葉を思い出して続けることにしました。
ところが、2ヶ月目に入った頃から、少しずつ変化を感じるようになりました。
まず、日中に「あ、これ今夜の感謝日記に書こう」と思うことが増えました。電車で席を譲ってもらった時、同僚が手伝ってくれた時、妻が作ってくれた夕食…今まで当たり前だと思っていたことに気づくようになったんです。
感謝の習慣 ができてくると、同じ出来事でも見方が変わりました。電車の遅延も「読書の時間ができた」、仕事のミスも「成長のチャンス」と思えるようになりました。
感謝日記を始めて半年が経った頃、心の変化 を実感していました。朝起きた時の気分が以前より軽やかで、仕事でも会話が弾むようになりました。
1年以上続けてきて気づいたのは、感謝日記のやり方 よりも、「感謝できることを探す習慣」が大切だということです。
コーヒーの香り、空の青さ、家族の笑顔…以前は見過ごしていた小さな幸せに気づくようになりました。
身近なところへの感謝を意識するようになると、自然と相手への接し方も変わりました。感謝を伝える ことで、関係がより深くなったと感じています。
仕事で大きなミスをした時も、「このミスのおかげで気づけたことがある」と思えるようになりました。完全にポジティブになったわけではありませんが、立ち直りは早くなりました。
現在の私の 感謝日記のメリット は、書くことよりも「感謝を見つける目」が育ったことです。
毎日必ず3つ書くというルールは緩くして、気づいた時にスマホのメモアプリに記録しています。大切なのは継続することと、小さなことにも感謝できる心だと思っています。
感謝日記を続けるコツ は、完璧を求めないことです。書けない日があっても、小さなことしか思い浮かばなくても、それでいいんです。
大切なのは「感謝できることを探そう」という気持ちです。その気持ちがあれば、きっとあなたの毎日も少しずつ変わっていくはずです。
今日から始めてみませんか?今この瞬間にも、感謝できることがきっとあるはずです。
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